今注目の環境にも配慮にも手抜かりがなく、1.4L TSIエンジンが素早いレスポンスや効率的な燃料過給や7速のDSGトランスミッションがスムーズな加速を約束する。また、車両の軽量化もプラスして、19.9km/Lと優れたパフォーマンスを発揮する。コンパクトなボディも、日本の市街地走行に使い勝手が良い。
VWの一連のポリシーや取り組みは、日本車ユーザーからは「居心地も決して良いとは言えないシート設計」、「小物収納スペースの少ない車内空間」と批判が出るようだが、実際長距離を走ってみると、優れたシートおよび飽きのこないシンプルなインテリアにメリットを感じてくるだろう。
Highlineの場合、乗り出し価格を300万円前後で、コンパクトカーとしてはトップクラスであることは間違いない。輸入車に抵抗のあるユーザーもぜひ試乗して貰いたいハイスペックなコンパクトカーである。